還暦に手が届きそうな店主が、仏師目指しての検討ぶりを紹介します。

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5,アタマにキタァー!(仏頭を彫る)
 ブツゾーさんの頭を彫ります。
DSC01875.jpg
 彫る順番に従っていけば、私でもここまで行けます

 ポイントは、やはり全体のバランスと各部位の細やかさでしょう
そして木目の方向を間違わずに、ノミ跡をしっかり残していくこと、なんて
自分が言われていることですけどね

DSC01792.jpg
 面を取っていきながら、顔の輪郭がおぼろげながら見えてきます。
そして、一番高い所の鼻の位置を決めます。

DSC01806.jpg
 この仏頭は、1尺の像の頭の大きさに相当します。それはなぜかと言えば、
この仏頭の髪際(はえぎわ)から下唇までの長さが1寸あるからです。
つまり像高の1/10の長さが髪際から下唇までの長さとする、と決めてあります。

 これによって、目・口・眉の位置がバランス良く決まります。

DSC01843.jpg
 眉・上瞼の形にも決まりがあります。極深丸の彫刻刀をうまく使うのがコツです。
DSC01849.jpg
 更に、瞳・下瞼を彫ります。上瞼の線に沿いながら形をそろえます。

DSC01856.jpg
 口元の造作です。人中線を造り、口角を少し上げて微笑みを造ります。

DSC01861.jpg
 耳の形にも特徴があります。衆生の声を漏らさず聞き届けるために、
人間よりも大きく造りますが、耳たぶに穴が開いていたりしてブツゾーさんらしさが
見られます。

 そのほかにも、額の白毫や後頭部のこぶなども彫っていきます。
人間の顔は、右半分と左半分とでは対称にはなっていませんが、
ブツゾーさんの顔は対称に造っていきます。仏頭の難しさの一つだと思います。

 次は、合掌した小さなブツゾーさんに挑戦です
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2011.09.04 / Top↑
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